ウイニングポスト

 前回のブログで競馬を始めた時の事を書いたが、
この時、競走馬育成ゲームなるものもちょうどこの頃から発売された記憶がある。
ダービースタリオンウイニングポストである。
ダビスタは人気で品切れ中だったのでウイポの方を買った。
だが、これが私には正解!後にダビスタも買ってはみたが、どうにも・・・。
ダビスタは独自の理論での血統を解析し最強馬を作り上げるゲームである。
が、ウイポの方はそこに歴史が加わる。
戦う相手馬がいつも同じ馬なのがダビスタであるが、ウイポは違う。
相手も自分の馬と共に年をとるのである。
相手が強い年もあれば、弱い年もある。まさに歴史である。
メチャメチャ強い相手馬の中にもスターの様な馬もいて、これはこれでドラマである。
ウイポを始めて15年。結婚して子供が出来てもやめられないゲームである。
私はあまり他のゲームはしないのだが、ウイポの為だけに、
わざわざ新しいゲーム機を購入している。だって最新作をしたいから。
ちなみにダビスタの方は、両方極めた人に言わすと、血統配合理論がウイポより本格的だという事だ。
血統好きにはダビスタを。自分の育てた馬でドラマを楽しみたい人はウイポを・・って事か。
で、ウイポの最新作はなんと過去に戻る。
今までのウイポは発売年からゲームがスタートするが、
最新作のスタートは1984年。つまりルドルフが3歳の時である。
ルドルフと共に競馬をスタートさせる訳だ。
私はルドルフを知らない。オグリキャップも知らない。
だから競馬の知らない歴史の勉強にもなる。
あの騎手がいつ頃デビューしたのか・・とか、この頃はあの調教師がまだ騎手だった・・とか。
馬名は知っていても、どの馬達とクラシックを戦っていたのか、とか知らない事が多かった。
とても勉強になるゲームである。

 そしてだんだんと現代に近づいて来る。
いよいよ私が競馬を始めた93年だ。懐かしさも込み上げる。
そしてPOGを始めた1999年。
自分の所有馬が出て来る。歴史を変えない様に進めて来ていたが、
PO馬達を手元に所有したくて全部買って来てしまう。
そして歴史はメチャクチャに・・・。
ここまでせっかく歴史通りに進めて来たのに、PO馬達にはGⅠ馬になる様にゲームを進めてしまう。
ディープインパクトなんかが出てこられては、我がPO馬のブレーヴハートやメガトンカフェが
負けるのは解っている。ならば、ディープを自分の馬にして、海外に遠征させる。
ガラ空きの日本はブレーヴハートとメガトンカフェで勝ちまくる!
インティライミが邪魔しようモンなら、その頃には大馬主になっている私は
佐藤哲三を引っこ抜く。騎手が変わればチカラも半減。
ワハハハ・・!なんかアドマイヤの馬主になった気分!?

 このゲームの面白さは馬だけでは無い。騎手も育てれるのだ。
私の好きだった細江ちゃん(注:騎手時代の。今はガレたオバサン)にどんどん騎乗依頼する。
強い馬に乗せてGⅠを勝たせる。そうすればその騎手もどんどん能力が上がる。
私のウイポの世界では細江ちゃんはディープの主戦騎手で海外GⅠを勝ちまくっていた!
PIRAワールド全開である!!