PIRA’S POG

 私が主催する「PIRA’S POG」は2000年から始めました。
今期で8年目となります。
あえてPOGとは何か・・・なんて事はココでは言うつもりはありませんが、
私のPOGでは他にはない特色があります。
それは「自家生産馬」というルールです。
これは何かというと、所有していたPO牝馬が引退し、繁殖に入ります。
そして産まれた仔は優先的に所有出来るというルールです。
普通のPOGは「擬似馬主ゲーム」だけあって、
馬主さんの気分を味わうゲームなのですが、
この「自家生産馬」というルールがある事により、
生産牧場の気分も味わえるというモノです。
要するにダービースタリオンなどの競走馬育成ゲームの実在版とでも言いましょうか。。。
とはいえ、参加メンバーの中でもこのルールを楽しんでいるのは私だけかも知れませんが・・・。
でも考えてみて下さい。いつもドラフトの目玉となるエアグルーヴの仔を
全て自分で所有出来るとしたら・・・!?
いい時のダンシングキイの仔やアグネスフローラの仔を総ナメにしてたら・・・!?
きっと毎年、優勝争い出来ると思いませんか?
エアグルーヴダンシングキイアグネスフローラを所有していたら・・・という前提の話ですが。。。
つまり私は1回や2回の優勝なんて狙っていません。
ず〜〜っと勝ち続ける社台グループの様な存在を狙っています。
だから私はダービー馬なんてドラフトで狙ってはいません。
ダービー馬を産む繁殖牝馬を狙っています。
とかくPOGでは牝馬は二の次の扱いを受けます。
牝馬はいらない。牡馬の中長距離馬だけでいい」なんて人がほとんどだと思います。
でも私は第2のエアグルーヴを探して牝馬を取り続けます。
とはいえ、主催して集計する以上、牡馬クラシック無縁のつまらない日々を送り続けるのも何なので、
半分ぐらいは牡馬も所有します。
逆に言えば半分も牝馬を所有するとなると
さすがにPOGで勝ち負けは厳しいです。
でも前述の通り、毎回、勝ち負け出来るPOを目指します!

 とくにこの考えが強く出たのが05年大会。
私は6頭の牝馬を所有しました。でもコレはドラフトのアヤ。
ホントは8頭程、取るつもりでした。
この年のドラフトの注目馬トップ3はディープの弟、オンファイア
タキオンの弟、アグネスサージャン。ベガの仔、キャプテンベガ
この3頭の話題でドラフト前は盛り上がりました。
どの馬をドラ1に置くか・・・と。
つまりこの3頭はドラ1しか皆は考えていないと。
もしかしたら皆はこの中から1頭しかドラフトリストに入れないんじゃないか・・・と。
僕の予感は当たりました。皆、キャプテンベガに集中していました。
私は牝馬のギーニョ(トゥザヴィクトリーの妹)をドラ1にし、
なんとドラ2、ドラ3でオンファイア、サージャンを仕留めました。
当初の予定だった「牝馬堅め」は出来ずに終わったものの、
3頭中2頭を所有した以上、優勝確実って誰もが思ったのではないか・・。
でも、結果はこの3頭共、大ハズレ!所有した牝馬もハズレ!!
しかも狂ってしまったドラフトリストの為に、取り損ねた牝馬アドマイヤキッスが激走!
なんとも不甲斐無いシーズンを送るハメに・・・。
とはいえ、こんな年の馬達でも当POGでは何年も楽しめます。
そう。この牝馬達がいい仔を産んでくれたら・・!?
ドラ1のギーニョならきっといい仔を産んでくれるハズ!
ギーニョよ!条件レースばっか走ってるぐらいなら、はよ繁殖入りせよっ!!